パズル掲示板の改良 (3) ピースの形の再現

今回は、掲示板の改良というよりは、パズル機能の改良。 これまで、作りかけのピースの位置は保存できるようになっていたものの、それぞれのピースの形 (どの辺が出っ張っているか) は保存できていなかった。

これは、ピース数の少ない簡単なパズルだと、あまり問題ないのだが、ピース数が多くて色の変化がないような難しいパズルだと問題だったかもしれない。 例えば、パズルを作る前に、ピースの形を分類して同じ形のピース同士をまとめておく、というやり方をしようと思っても、これまでは、うまくいかなかった。 一旦閉じて、あとで続きをやると、ピースの形が変わってしまって、分類した意味がなくなってしまう。

今日、ようやくそこの所を改良した。 最近、掲示板に投稿のあった、チューリップ畑のパズルがとても難しくて、手に負えなかったのだが、これで、何とかなるかもしれない。
Tulip_work

今日、かみさんと中国茶専門の喫茶店に行きました。 「玉蘭」。 ライチ紅茶 と 苦丁茶 を注文。 かみさんは苦丁茶はとても苦くて飲めないというのに、私はそうでもなく、さっぱりしていておいしく感じました。 なんでも内臓の解毒作用があるとかで、自分の毒された体が自然に受け入れようとしていたのかも。

目立たないところにあるし、古ぼけた民家を改装した、少々異様な佇まいではあるのですが、でも、とても良い店だと思いました。 料理も出すらしいので、今度はまた食事に行ってみようと思っています。

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パズル掲示板の改良 (2) PHP

ああ、前回の記事から、すでに3ヶ月が過ぎてしまった。 前の記事を書いたのは 2011年3月8日、東日本大震災の3日前だ。 その記事もまた、前々回の記事の後、しばらく間が開いて、久々に書いたものであった。  せっかくブログを再開しようという気になったのに、その気概が、震災のせいか、急速に萎えてしまったのだ。

実害があったわけではない。 なにしろ、ここは熊本だし。 テレビに映る悲惨な映像が外国のことのようだと思ったものだ。 にもかかわらず、何か前向きに物事に取り組む意味を失ってしまったような、そんな感覚にとらわれていた。 震災の後、4月ぐらいからか、テレビの中の被災者でない人達(例えば歌手など)が、「自分にできることは、これしかないから。」 と、自分の本来の仕事に前向きに取り組むような言葉を発していた。 素直な意見だし、確かに、そうあるべきことのように思える。 でも、自分としては何か違和感があった。 それは、こうやって、どんどん重大な出来事が忘れ去られていくのか、という、何か後ろめたい感覚でもある。

結局は、優柔不断なだけなんだろうか。 今こうやって記事を書き出したのは、テレビの中の人達がさっさと始めた「自分のしごと」を、ようやく、自分もやり始めたということなのだろう。 どうにも、すっきりしないのだけれど....。
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前回は、データベースのことを書いた。 掲示板にデータベースを組み込もうとしている。 そのために必要なのは、プログラムを作ることだ。 掲示板を管理しているプログラムを改造し、「データベースに情報を書くこと」 と 「データベースから情報を読むこと」 ができるようにしたい。

プログラムを作るためには、まず、その規則 (プログラム言語) を知る必要がある。 色々調べると、データベースを扱うのには、「PHP」 という言語を使うのが良いらしい。 本当に良いのかどうかは、たぶん使ってみないと分からないので、とにかく使ってみることにする。 つまり、今の掲示板のプログラムを、PHPを使って書き直すことになるわけで、これはこれで、結構面倒くさい。 まあ、ぼちぼちやっていこう。
Toomanypigeons_s
Wikipedia で PHP を検索する と、プログラム言語以外にも、いくつか別の意味の解説が見つかって、興味深い。 PHP研究所は有名だが、Personal Handy Phone とか、フィリピン通貨の略称も PHP。 とりわけ、面白いと思ったのは、鳩の巣原理(Pidgeon Hole Principle)。

10匹の鳩を 9個の巣に入れたとき、2匹以上入る巣が必ず存在する、という理論だそうな。  何だか当たり前のようだが、この考え方を推し進めていくと、もっとややこしい数学の問題が解けたりするらしい。 例えば 「23人の人を勝手に集めてくると、ほぼ 50% の確率で、誕生日の月日が同じ人が見つかる」 なんてことが、予測できるそうだ。 それがどうした、といわれるとそれまでだが。
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PHP のプログラムのことを、もう少し何か書こうと思うのだが、続きは、またこの次にしよう。

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パズル掲示板の改良 (1) データベース

ジグソーパズル掲示板 は、一通り機能するようになっているので、今さら何かを改良する、というのは大変めんどうというか、少々気が重い。 そんなわけで、最近は、もうそのまま公開しっぱなしでもいいかと思いかけていた。 それでも、今回あえて改良をしようというのは、よく言えば 「飽くなき探求心」 なのだが、その実、「年寄の冷や水」 的なもののような気もする。

で、「データベース」 だが、今、ネット上の掲示板で、まともなものは、たぶん、データベース という仕組みを使っている。 一方、ジグソーパズル掲示板の方は、それよりは簡単な方法でごまかしている。 何が違うかというと、例えば、本棚に並んでいる本の中から、ある情報を探したいという時に、何の手がかりもない場合は、ひとまず全部の本を片っ端から引っ張り出して調べることになり、効率が悪い。 そこで、もし事前に、特定の語句と本の表題や収納場所を結びつける索引のようなものを用意しておけば、効率よく情報を探し出すことができる。 そういう索引に相当する機能をコンピュータに組み込んだものが、世にいう 「データベース」 であろう。(違うかな。) ジグソーパズル掲示板のプログラムは、残念ながら、そういう気の利いた仕組みは使っていないのだ。

では、今、この掲示板にデータベースを組み込むことで、何か良いことがあるかというと...実は、あまりない。 このような小さな掲示板だと、一連の記事を順番に表示できれば十分で、何か込み入った検索をかける必要はない。 それに高々100件程度の記事であれば、コンピュータが必要なデータを抽出して転送するのは、一瞬で済んでしまう。  というわけで、これまでモチベーションが上がらなかったのだが、ただ、もし気力が続くようなら、次のような機能は盛り込んでみたいと思っている。

・ 投稿画像を分類して、ジャンルごとにパズル一覧 (リンク) を表示する。

・ ユーザID やパスワードを登録できるようにして、ユーザごとに、
 非公開で作成したパズル一覧 (リンク) を表示する。
    
などなど。 もし、ユーザの数がもっと多くなれば、このようなサービスも役に立つだろうし、データベースを組み込む意味もありそうだ。 そういう期待を込めて、もうしばらく改良を続けてみようと思う。

ブログを再開しました。 当分の間は、プログラム作成などの地味な話が続くかと思います。

ここ10年以上、封印していた楽器 (ビオラ) の蓋を、最近また開けることになりました。 とあるきっかけで、地元の、アマチュアの弦楽合奏団に参加することになったためです。 このような趣味の団体に参加するのは久しぶりで、果たしてうまく馴染んでいけるか不安も感じていますが、どうなることか。 我ながら年を重ねるにつれ、どうも横柄さが増しているような気がして、特に合奏というデリケートな行いの中で、ストレスなく雑音を発することもなく楽しめるかどうか、これからの課題です。

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パズル掲示板の作成 (15) デジカメ対応

ジグソーパズル掲示板 の改良。 デジカメ写真をそのまま使ってパズルを作ると、画像が大きすぎて画面からはみ出してしまう、というのが以前から気になっていた。 そこで今回、寸法の大きい画像を、画面に合うように自動的に縮小する機能を追加した。 当分、こんな感じの細かな改良が続きそう。 何か宣伝のようなこともやった方がいいが、と思っているものの、めんどうでそのままになっている。

きのう、会社に提出するための、所得税の年末調整用の書類を書きました。 毎年の事ながら、めんどうです。 下の文は、その書類の一部に印刷されている説明です。 さて、どういう意味か分かるでしょうか。

Photo_3

Photo

全く、ややこしいにも程があるというもので...。

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パズル掲示板の作成 (14) お試し機能 (続)

Photoジグソーパズル掲示板 の、「投稿しないでパズルを試してみる」 機能のこと。 今回、また少し改良して、作りかけの状況を保存できるようにした。 気軽に、暇つぶしにでも利用してもらえればと思っている。

この後だが、画像の縮小機能を作る予定。 デジカメ画像ファイルをそのまま使ってパズルを作ろうとすると、画素数が大きいため、どうしても画面からはみ出してしまう。 自動的に、パズルに合う寸法に縮小して表示できると便利かなと思うもので。

昔、プラモデルを作るのが楽しかった、という思い出があります。 こうやって、何だか役に立つのかどうか、よく分からないプログラムを作り続けているのも、早い話、未だにあの 「プラモデル作り」 を続けているんだな、という気がしています。 せめて、僅かでもこの 「作品」 を眺めて頂ける方がいれば、ありがたいものだ、と思うこの頃です。

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パズル掲示板の作成 (13) お試し機能

ジグソーパズル掲示板 に 「投稿しないでパズルを試してみる」 機能を追加した。 投稿する前に、いったいどんなパズルになるのか確認できると便利かと思ったもので。

また、家族の顔が写っている写真とか、いわゆる際どい画像とか、そういうのは中々公開できないと思うが (管理する方としても、ちょっと困るし...)、でも投稿しないで、こっそりと好きな画像をジグソーパズルにして遊ぶことができれば、使ってみたい人がいるかもしれない。

なお、今の所、お試しパズルについては、作りかけの状況を保存することができない。 もう少し、プログラムを改良して、保存できるようにしてみようか、とも思っている。

時々、遠い所に旅行したくなります。 ここ数年は、漠然とですが、シベリアという所に行ってみたい、という思いを抱いています。 (それも、できれば冬に。) でも、何か大きなきっかけでもないと実現しそうにないですね。 20代の頃、中国の辺境地域に何回か出かけましたが、当時と比べると、情けないくらいに行動力というか、熱情というか、そういう意欲が欠落しています。 要するに、小賢しいだけの年寄りになってしまったたような気もします。 とはいえ、これは、何がしか物事の価値やバランスに関する判断ができるようになった結果なのだろうとも思います。 あまり無理をしても、それが楽しくないのでは意味ないですね。 理想は理想として、ひとまず色んなことを試してみようと思うこの頃です。  

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パズル掲示板の作成 (12) 背景色の指定など 

何だかんだと気ぜわしくて、2ヶ月ぶりの更新。

パズル掲示板 の方は、背景色を自由に指定できるようにしたり、プログラムの細かなバグを修正したり、と地味な作業が続いている。 ひとまずは、安定して動作しているようだ。 お試しいただいている、せろふえさん、ヤマ海豚さん、ありがとうございます。

今回、背景色を指定するにあたり、色合い/鮮やかさ/明るさ、という量をマウスで調節できるようにした。 プログラムでは、指定された量を、赤/緑/青、の強さに変換してパソコン画面に表示している。 そこで、ちょっと思ったことなのだが...

・ 人間が色を見たときに、常に単色として認識するのは、なぜなんだろうか?

Photo_2パソコンのディスプレイが発する光は、単色ではなく、赤/緑/青、の光が混じったものだ。 そして、例えば右図のように赤と緑の光が出ている時に、人間は黄色と認識する。 (だからこそ、上記のように 「色合い」 という表現で色を指定することができる。) しかし、これは必ずしも当たり前のことではない。 (例えば、音の場合、「ド」と「ミ」を同時に鳴らした時に、間の「レ」の音が聞こえる、ということはない。) つまり、混合色の光の場合は、人間が勝手に、中間の周波数の光が出ていると勘違いしているらしい。

で、この 「勘違い」 の原因なのだが、主に視覚細胞の構造によるそうだ。 網膜上には、色を識別する3種類の錐体細胞というものがあって、それぞれ、黄周辺/黄緑周辺/青周辺、に敏感に反応するという。 3種類しかないので、当然、精度が雑になり、赤と緑の別々の光を見ている時も、黄色の光だけを見ている時も、錐体細胞の反応の仕方は同じで、区別がつかない、ということになる。

ちなみに、聴覚の場合は、細胞が3種類という雑な仕組みではなく、連続的な周波数の音それぞれに対応した多くの聴覚細胞が存在しているとのこと。 そのため、複数の音程からなる和音の違いなども聞き分けることが可能になるらしい。

もし仮に、人間が「和音」 に相当する「和色」 を認識できるようになったとすると、世界はどのように見えるだろうか。 例えば、音に協和音と不協和音があるように、協和色と不協和色が存在しうる。 つまり、赤と緑が混じった光の場合、周波数が微妙にずれることで、見ていて気持ちのいい黄色と、気持ち悪い黄色に見えることになる。 (そんなものが区別できても、めんどうくさいだけだろうが。)  また、和音に長調と短調があるように、長調の和色と短調の和色が存在しうる。 微妙な色合いの違いで、楽しい感じに見えたり、悲しい感じに見えたりすることになる。 つまり、ある写真を見ただけで直接感情を動かされるような効果が生まれるわけで、これは上手に使えば、ちょっと面白いかもしれない。 ...でも、現実には錐体細胞は3種類しかない。 つまり、人間は、何かを見ただけで感情を左右されるような、そんなデリケートな生き物ではない、ということなのか?

夕食のほうれん草に、胡麻をかけようとして、なぜか間違って袋入りのカレー粉をかけてしまいました。 洗い流すのもめんどうなので、そのまま食べてしまいましたが、案外いけました。 辛味が食欲をそそって、これはこれでいい感じです。

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パズル掲示板の作成 (11) 機能の改善

ジグソーパズルの背景色を、好きな色に指定できるようにしたいと思って、BBS のプログラムをいじくっている。 これが意外とめんどうで、中々進まないもので、今回あまり記事に書けることがない。 ひとまずは、当面やりたいことだけでも書いておこう。

・ 背景色を指定できるようにする。
・ 非公開でパズルを作って、保存しておけるようにする。
・ どうも認知度が低すぎるようなので、色々宣伝する。
などなど...。

ベランダの苦瓜が、ぼちぼち実をつけはじめました。

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パズル掲示板の作成 (10) ピース数の指定

Jig17ジグソーパズル掲示板を改造し、ピースの個数を選べるようにした。 (右の画像からリンク)

投稿する人が選ぶ方がよいのか、遊ぶ人が選ぶ方がよいのか、まだ良くわからないのだが、ひとまずは投稿時に選ぶようにした。 これは、画像のサイズに応じて、ちょうど良い個数があるかもしれない、とか、何か制約があった方が遊び甲斐があるかもしれない、とか考えたからだ。 でも、どうなんだろう...。

何だか余裕の無い日が続いています。 まあ、仕事が忙しいのは、悪いことではないですが。 (幸い、残業した分は手当がもらえるので。)

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パズル掲示板の作成 (9) パズルの自動作成

Jig17ジグソーパズル掲示板の改造作業が少し進んで、ようやく、投稿画像を使ったパズルを自動的に作れるようになった。 (右の画像からリンク)

今の所、ピース数は約50個。 これから、また改造して、投稿する人がピース数を選べるようにしたいと思っている。 



ここ一週間ほど、ひどく忙しくて、帰宅が夜12時を過ぎるような日が続いています。 今日7月19日は休日ですが、午後から出勤です。 もうすぐ製品の納入日なので、それを過ぎると楽になるとは思いますが...。

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