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ロボットカー ( #Arduino #OSOYOO #ROBOTCAR )

10_20231018213001Arduino 開発元では「誰でも Arduino を利用できるようにする」というビジョンを掲げている。 実際、そのビジョンに沿って、非常に多くの開発キット類が販売されていて色々興味深い。 今回はその中から 「ロボットカー」 というものを使って、いくつか実験をやってみる。 元々は、会社の技術研修で使えるようにするのが目的なのだが、もはや半分趣味でもある。

購入したキットは OSOYOO というブランドの 2WD ROBOT CAR STARTER KIT というものである。OSOYOO という耳慣れない名前は、カナダ南西の Osoyoos という町の名前に由来するらしい。 メーカは、カナダのリッチモンドの Pinetree Electronics という会社である。 工場は中国の深圳にあるようだ。

とにかく組み立てて、走らせてみる。 黒いプラスティック段ボール板の上に、白いビニールテープを適当に貼ってコースを作り、その上を自動的になぞって走るように、プログラムを書く。 見た目、あんまりスムーズではないが、まあまあコースから外れずに、ぐるぐる走り続けることができた。 もっと広いコースで、思いっきりスピードを上げて走らせてみたいが、いつかできるだろうか。

Arduino = 阿爾杜伊諾 ( #Arduino #台湾 )

台湾への物見遊山も終わった。 また地味な生活に戻るのは少し寂しいけれど、しかたがない。

これからしばらく Arduino という製品名の CPU基板を扱うことになるので、まずはその名前について思いついたことを書いてみたい。

Arduino はイタリアで開発された製品で、開発者達が良く集まっていたカフェ(バー)が Arduino という店名だったことに由来する。(Wikipedia)

また Arduino というのは、中世イタリアの王の名前でもあって、今でも人名として使われるらしい。 本来は「勇敢な友」という意味の言葉だそうで、もし日本人の名前にするとしたら「勇友」という所だろうか。 面白いもので、実際にそういう名前の人が結構いるらしい。

中国語だと「阿爾杜伊諾」という音訳があるけれども、普通は Arduino と書くことが多いようだ。 例によって、台湾の教科書を探してみる。(深い意味はない。) 画像は、どちらも工業高校向けの教科書で、左側はプログラムの文法の解説と設計実習書。 右側は、LEDや液晶などを利用した応用プログラムの実習書。それぞれ Arduino 基板を使って実習を行う内容となっている。
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右の写真は、これから作業予定の Arduino 基板。(互換品)



台北の雪花冰 2023-10-08

台北に戻って来た。 10月なのに、梅雨のように蒸し暑い。 そこでかき氷。 ふわりとしたかき氷の上に、マンゴー、キウイ、レッドドラゴンフルーツ、柔らかいミルクゼリーが乗って、もう言うことない。 うまい。

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嘉義の駅 2023-10-07

現在の嘉義の駅舎は、日本統治時代 1933 年に改築されたものだそうで、背洋風の窓の形や、色合いなども洒落れている。 新幹線(高鐵)の駅が離れた場所にあるので、結果的にそのままになったのかもしれないが、何とかこの建物は壊さずに残して欲しいと思った。

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台湾は果物が美味しい。写真は、スーパーマーケットで
買ったドラゴンフルーツ 40元。市場で買えば安いと
思うけど、やっぱり切ってあるのは便利。

嘉義の豆花 2023-10-06

嘉義という所に来た。人口27万の都市。 何だか非常に活気がある、ちょっと東南アジア風の、決して綺麗とはいえない街並みだけれど、雑然と並ぶ道端の商店が息づいている。 写真は共和路という市場。 近くの豆花の店で、タピオカと緑豆の豆花と花生(茹で落花生)の豆花。 どちらも、さっぱりした甘さで、ふんわりとした豆腐が中々おいしい。 なるほど、台湾の食べ物のおいしさは、見た目では分からないのだな。

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鸭舌 2023-10-05

見たこと無かったので、いったい何なのかImg_20231005_192758全くわからないというか、ちょっと不気味。

日本では高級中華料理らしいが、台湾だと道端の屋台で普通に売ってるアヒルの舌の甘辛煮。 現地では「鸭舌」と書く。

10個 30元(140円)で、ビールにぴったりなのだ。

 

九份 2023-10-04

台湾の九份に来た。  前回、FPGA の中国語訳のことを書いたのだが、こっちに来たのは FPGA とかは全く関係ない。 ただの物見遊山なので、有名な阿妹茶樓にも行ったりする。 なるほど外観は確かにインパクト抜群なのだが、中の雰囲気は、うーん特にどうということはないかな。お茶は、おいしい。

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FPGA = 現場 可程式化 邏輯閘 陣列 ( #FPGA #台湾 )

FPGA は field-programmable gate array の略語だが、この適切な和訳というものがない。 無理やり日本語にしてみると、こんな感じだろうか。

field(現場で) programmable(動作仕様の編集が可能な) gate(論理的な門の) array(配列)

そもそも 「プログラム」 とか 「ゲート」 とかの日本語がない。 いや、FPGA と書いてしまえば意味は通じるんだから別に困らない、というのは一理あるかもしれないが、もうちょっと工夫して日本語で表現しようという気持ちがあってもいいんじゃないか。

そこで少し感心するのは、中国語では多くの場合、外来語を漢字で表現しようとするらしくて、FPGA にもちゃんと訳語がある。

field(现场,現場) programmable(可编程、可程式化) gate(逻辑门、邏輯閘) array(阵列、陣列)

単語を並べて書いたものが、FPGA の訳語として一般的にも使われているようだ。 (簡体字と繁体字でやや表現が異なるのが気になるが。) この中で gate に対する訳は logic gate に相当する「逻辑门、邏輯閘」という漢字が充てられている。 「邏輯」というのは意訳ではなく、音を当てはめた音訳である。 逆に日本語だと「論理」という意訳があるので、この辺はちょっと謎だ。

画像左側と中央は、台湾の工業高校用の FPGA の教科書で、表紙の女の子が今時だなあ。右側は大学・一般向けの教科書。
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なお、工業高校向けの本では、実習機として FPGA でなくて CPLD(複雜可程式化邏輯裝置)を使っている。 両者は中の仕組みに違いがあるが、使う側からすると似たような機能なので、たぶんコストが安い CPLD を使っているのだろうと思われる。

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