熊本県3Dプリンター勉強会
3年ぶりの参加。初めて会う方もいて、以前よりも、さらに濃い人達が集まっている印象。
体力と気力の減退した自分がどこまでついていけるのか、ある意味不安もあるのだけれど、ここに至っては、誰かに引っ張ってもらえる可能性に身を委ねるしかあるまい。 難しく考えるのはやめよう。
3年ぶりの参加。初めて会う方もいて、以前よりも、さらに濃い人達が集まっている印象。
体力と気力の減退した自分がどこまでついていけるのか、ある意味不安もあるのだけれど、ここに至っては、誰かに引っ張ってもらえる可能性に身を委ねるしかあるまい。 難しく考えるのはやめよう。
前回の金峰山登頂で一区切りついたので、また違う方向へ歩いて行くことにする。 今日は、曇り空の中、かみさん付き添いのもと、のんびりと南熊本駅周辺を歩く。
目についた光景:
大きな屋敷の苔むした庭。
小雨が降ってきたので、ダイソーで買った 200円のビニール傘。
公園にいた二人の警官。
談笑しながら歩いてきてミニパトカーに乗って走り去る。
公園でサッカーボールを蹴り合っていた、幼稚園くらいの男の子と父親。
踏切を通りすぎた赤い電車。
マクドナルドのでかいカップに入ったコーヒー。
やたらうるさく走り回る子供たち。
それを眺めて、うるさくてかなわんといいながら、でもこの位うるさい方が、
妙に健康のことなどを心配している年寄りには、かえって気が紛れて
いいんじゃないかと、これまた年寄くさい話をしている客二人。
閑散とした本屋。
昼が過ぎ、空腹になって、少し頭がぼうっとしてきた。やはり、低血圧のせいだろうか。 うちに帰って、かみさんが、あんかけ豆腐を作ってくれた。おいしくいただく。
4月7日、歩行リハビリの続き。 鎌研坂を上がり切った所まで車で行って、そこから峠の茶屋の少し先、堤という乗合タクシーの停留所の所まで歩いて往復する。
この所、低血圧による頭重感が続いているのが気になるが、歩き出すと血流が良くなって気分が良くなる。無理しなければ大丈夫だろう。
新緑がきれいだ。
心筋梗塞の再発防止には適切な運動が何より重要、というので、退院以来、日々歩行リハビリをやっている。要するに散歩だ。
・自宅周辺
・自宅~泰平橋付近
・泰平橋付近~熊本駅
・北岡神社周辺
・北岡自然公園周辺
・横手~北岡自然公園
・横手~石神神社
・石神神社~石神公園
・石神公園~岳林寺
・岳林寺~島崎貯水池
・島崎貯水池~鎌研坂
・水前寺駅~水前寺公園
徐々に長距離歩けるようになってきた気がする。でも、調子に乗って歩きすぎると、そのあと重い疲労感に見舞われることがある。少しずつ慣らして行くことが必要かも。
心筋梗塞の後は、心筋の一部が壊死する。壊死した心筋細胞は残念ながら再生しない。(*1)
私の心臓は、冠動脈3本のうち1本の根元が詰まっていたらしいので、心筋の3割近くが、もはや動かなくなっている可能性がある。
厳しい。退院後、しばらくの間は、この事実を受け止めきれずに、とても憂鬱な気持ちになっていた。
しかしながら、最近になって、いくらか気持ちが楽になってきたような気がする。これは、いわば「障害者としてのアイデンティティ」のようなものが芽生えてきたからではないかと感じている。心臓の弱い自分が、普通の自分だ、という感覚である。
自分は心臓が弱い人である、と認識し、そういった自分に合った生活をすれば良い、と考えるだけで気持ちが楽になるというは不思議なものだ。
客観的には、体力不足によりできなくなったことが沢山あると思うし、経済的な不安もある。それでも、今の状況を初期条件として、素直に捉え直すことができれば、少しずつ前に進むことができる。良い意味で、自分を騙すことが大事なのだろう。
*1
再生医療の最先端では、Muse細胞という特殊な細胞を骨髄から抽出し、心臓付近に送り込んで、心筋に分化させる臨床試験が行われているらしい。これが本当に効果があるとしたら、心筋梗塞でダメージを抱えている人達にとって、極めて画期的なことだ。個人的には、是非とも実用化してほしい。(人間という種にとって、心臓を再生できることが本当に良い事なのかどうかは分からないけれども。)
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