パズル掲示板の改良 (2) PHP
ああ、前回の記事から、すでに3ヶ月が過ぎてしまった。 前の記事を書いたのは 2011年3月8日、東日本大震災の3日前だ。 その記事もまた、前々回の記事の後、しばらく間が開いて、久々に書いたものであった。 せっかくブログを再開しようという気になったのに、その気概が、震災のせいか、急速に萎えてしまったのだ。
実害があったわけではない。 なにしろ、ここは熊本だし。 テレビに映る悲惨な映像が外国のことのようだと思ったものだ。 にもかかわらず、何か前向きに物事に取り組む意味を失ってしまったような、そんな感覚にとらわれていた。 震災の後、4月ぐらいからか、テレビの中の被災者でない人達(例えば歌手など)が、「自分にできることは、これしかないから。」 と、自分の本来の仕事に前向きに取り組むような言葉を発していた。 素直な意見だし、確かに、そうあるべきことのように思える。 でも、自分としては何か違和感があった。 それは、こうやって、どんどん重大な出来事が忘れ去られていくのか、という、何か後ろめたい感覚でもある。
結局は、優柔不断なだけなんだろうか。 今こうやって記事を書き出したのは、テレビの中の人達がさっさと始めた「自分のしごと」を、ようやく、自分もやり始めたということなのだろう。 どうにも、すっきりしないのだけれど....。
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前回は、データベースのことを書いた。 掲示板にデータベースを組み込もうとしている。 そのために必要なのは、プログラムを作ることだ。 掲示板を管理しているプログラムを改造し、「データベースに情報を書くこと」 と 「データベースから情報を読むこと」 ができるようにしたい。
プログラムを作るためには、まず、その規則 (プログラム言語) を知る必要がある。 色々調べると、データベースを扱うのには、「PHP」 という言語を使うのが良いらしい。 本当に良いのかどうかは、たぶん使ってみないと分からないので、とにかく使ってみることにする。 つまり、今の掲示板のプログラムを、PHPを使って書き直すことになるわけで、これはこれで、結構面倒くさい。 まあ、ぼちぼちやっていこう。
Wikipedia で PHP を検索する と、プログラム言語以外にも、いくつか別の意味の解説が見つかって、興味深い。 PHP研究所は有名だが、Personal Handy Phone とか、フィリピン通貨の略称も PHP。 とりわけ、面白いと思ったのは、鳩の巣原理(Pidgeon Hole Principle)。
10匹の鳩を 9個の巣に入れたとき、2匹以上入る巣が必ず存在する、という理論だそうな。 何だか当たり前のようだが、この考え方を推し進めていくと、もっとややこしい数学の問題が解けたりするらしい。 例えば 「23人の人を勝手に集めてくると、ほぼ 50% の確率で、誕生日の月日が同じ人が見つかる」 なんてことが、予測できるそうだ。 それがどうした、といわれるとそれまでだが。
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PHP のプログラムのことを、もう少し何か書こうと思うのだが、続きは、またこの次にしよう。
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