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銀河鉄道の夜

Ginga_tetudou以前から、時々おつきあいさせていただいている、主に小中学生による劇団の公演。 今回も、劇中の音楽演奏を、お手伝いすることになった。 演奏を担当するのは、主催する保育園の保護者など、大人たちで、私も保護者OBとして駆り出された次第。  

演じる子供達は、本番も近づいてだいぶ気合が入っていることと思うが、音楽の方も、これまた中々のものだ。 太鼓、笛、ピアノ、トランペット、木琴、バイオリン、エレキベース、電子オルガン、という、かなりとんでもない構成の楽団である。 上手も下手もない。 とにかく勢いで演奏する。 それで子供達を乗せてしまおうという、ハート重視、お祭り的 「ノリ」 重視の楽団なのだ。

うちの子供が保育園を出てから、やがて4年になる。 保護者OBとして、いつまでも首を突っ込むのもどうかと思ったりするのだが、それでも、声をかけて頂けるというのは大変うれしいことだ。 いくらかでも役に立つことがあれば、生きている甲斐もあろうというもの、今回も楽しく参加させていただくことにした。

2009年 12月 14日(月) 19:00 開演  熊本市民会館
大人 2000円  中学以下 1500円
問合せ やまなみこども園 TEL 096-369-1866

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音を加工する

前の記事の続き。
録音したリコーダーの音を、プログラムから利用できるようにするためには、音声ファイルの加工が必要だ。 今回 Audacity というフリーソフトを使って、次のような作業を行った。

・ 4秒くらいの長さに切り出す。
・ 音程を変更する。
・ 音の前後を滑らかにする。
・ 各音程ごとに MP3 形式の音声ファイルとして保存する。

できた音の波形は、こんな感じ。( 約 600Hz )

Recorder_wave_2

波の山の部分が微妙に尖っているのが特徴で、それが、リコーダーらしい音として聞こえるのかもしれない。 また、Audasity で周波数グラフを表示すると、きれいに、倍音のピークが見える。

Recorder_freq

左端の一番高いピークが 600Hz で 右側に 1200Hz 1800Hz と続く。 こんなに規則的に倍音が含まれているなんて、ちょっと意外。

Audacity というソフトが便利なのは、音程(周波数)の変更処理を行っても、音全体の長さや、音の強さをそのまま維持することができる、という所だ。 この機能のおかげで、1つだけ基本となる音声データを作っておくと、すべての音程のデータを簡単に作ることができる。 なお、各音程ごとに周波数をどのように設定するか、については、少々考えたことがあるので、次の記事で書いてみたい。

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録音機 (2)

前々回の記事の続き。

ビデオカメラでリコーダーの音を録音した。 欲しいのは音声ファイルなので、データの変換が必要だ。 どういうやり方が標準的なのか良くわからないが、ひとまず今回やった方法を、自分の覚書も兼ねて書きとめておこうと思う。

1. ビデオカメラの動画データを、パソコンに保存
IEEE1394 ケーブルで、カメラとパソコンをつなぐ。 ビデオテープからデータを取り込むために、キャプチャ用ソフトを起動。 色んなソフトが使えるはずだが、今回は、Windows Movie Maker を使用。 キャプチャ操作を行うと、~.avi という動画ファイルができる。

2.動画ファイルから音声データを抽出
フリーソフトの Pazera Free Audio Extractor というのが、使いやすそうだ。 出力形式として wav を指定して、avi 動画ファイルをドラッグ&ドロップする。 これで ~.wav という音声ファイルができる。

後は、「リコーダー演奏器」に利用できるように、音声ファイルを加工することになるが、その辺の作業は次の記事で。

Video_tape 関係ないけど、ビデオテープのカセットの裏側、これが何か動物の顔のように見えるのが気に入っている。 このデザインを決めた人に敬意を表したい。 でも、今後、使われるメディアがメモリに移行するにつれて、いずれ、このカセットも市場から消えていくのかも....だとしたら、ちょっと残念だなあ。

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印度の虎狩り (インドの虎狩り) (2)

前に書いた記事 の続き。

「印度の虎狩り」というのは、宮沢賢治の 「セロ弾きのゴーシュ」 に出てくる楽曲の題名だ。 小説が書かれた当時 (1930 年頃)、同じ名前の Hunting Tigers Out in Indiah という曲が実在していて、レコードも発売されていた。(佐藤泰平 『宮沢賢治の音楽』) 賢治が実際にそのレコードを聴いたのかどうかは定かではないが、ひとまず、どんな曲なのか以前から気になっていた。

で、今日、ふと思い立って色々探してみたら、Youtube で2本ほど公開されているのがわかったので紹介したい。 聴いてみるとわかるように、ボーカルと管楽器などによる軽快なジャズである。 あまり、チェロで弾くような曲ではないし、ゴーシュの話の中で猫が逃げ惑うような怖い曲でもない。 宮沢賢治が、なぜこの曲を使ったのか、単に題名の印象だけを利用したのか、というような解釈は、多少興味もあるが、その辺は専門の解説書にまかせることにしよう。 でも、この何だか脳天気な明るい唄の感じは、ゴーシュの話全体に漂う、ふわっとした感覚と、不思議に相性が良いように思えるのだが...どうだろう。

当時の SP レコード

当時の楽譜を使った新しい録音

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録音機

良い録音機を持っていない。

昔、高校生のころ、ソニーのデンスケという、生録音用のカセットデッキを持っていた。 今のビデオデッキくらいの大きさで、単1乾電池を沢山入れて野外に持ち出し、鳥の声だとか、踏切を通過する列車の音だとかを録音して遊んでいた。 ステレオのスピーカーで聞くと、とてもクリアな良い音で再生できて楽しかった。 確か5万円近い値段がしたはずで、祖母が買ってくれたように思う。 貧しい我が家としては、ずいぶん分不相応なものを買ってもらったんだなあ、という思いが今頃になって感じられて、ちょっと切ない。 

残念ながら、その後、録音の趣味は長続きしなかった。 今は、生の音を録音したいと思うような機会もないし、優雅に、録音した音を再生して楽しむようなゆとりもない。 そんなわけで、良い録音機というものを持っていない。

すぐ使える録音機は、パソコンだ。 サウンドボードのマイク端子にマイクをつなげば、とりあえず音は録れる。 デジタルなサンプリング性能は、たぶん十分すぎるかもしれない。 問題はアナログの部分で、使っているマイクの性能や、デジタル化する前のアンプの性能が、かなり貧弱に思える。 前にブログで公開した 「リコーダー演奏器」 の音源は、パソコンでリコーダーの音を録音して作成したのだが、かなりノイズの多いかすれたような音質になってしまった。 一つには、プラスティックの楽器のせいもあるが、たぶん、録音機の影響もあるように思う。 

Video_camera最近、「演奏器」 の続きを作ってみようかと思っているのだが、できれば、音質をもう少し何とかしたい。 たぶん、マイクやアンプの高性能のものを買えば良いのだろうが、たかがブログのネタ、それもたった1つの音を録るためだけに高い費用をかけるのも問題が多い。 何か良い方法はないだろうか...。

と、そこで今回、目をつけたのがビデオカメラ。 これまで子供関連のイベントで時々使っているが、優れてクリアな音質とはいかないまでも、そこそこには音も録れる。 これだったら、ブログのネタには、ちょうど良いかもしれない。 どういう結果になるかは、また次の記事で。

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メック

古ぼけたメックのリコーダー、トゥユ・モデル。
以前、公開した 「リコーダー演奏器」 の音が、どうもかすれた感じで、あまり良くないので作り直したいと思っている。 前のは、机の横にころがっていたプラスティックのリコーダーの音を録音して使ったのだが、楽器を変えると、いくらか良くなるかもしれない。
トゥユ・モデル、というのは、かつて教育用の高品質タイプとして製造されたものらしい。 一見、でこぼこのない、ルネサンスリコーダーのような形だが、音色はかなり倍音の多いびりびりした感じの音がする。 今はもう、製造されていないらしいので、貴重品かも?

Moeck

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偶然

たとえば、たまたま訪れた旅先で、長いこと会っていない懐かしい知人に、突然再会する、なんていう体験をしたことがあるでしょうか....今日、こんな事がありました。 

◇ 阿蘇の外輪山から西に伸びた尾根の途中に、一の峰という眺めの良い山があります。 今日は朝から快晴で、特に用事もなかったので、そこに家族で出かけることにしました。 車ですぐ近くまで行けて、徒歩で片道30分の軽いハイキングです。 この山は、以前登ったことがあるので、道は分かっているつもりだったのですが、最初、車で上がっていく道筋を間違えてしまい、登山口につくのが20分ほど遅れてしまいました。

◇ その後は順調で、雲ひとつない空の下、広い草原の中をてくてく登っていきました。 点々と、マツムシソウなど、秋の野草が可憐な花を咲かせています。 ほどよい汗をかいた頃、やがて頂上につきました。 間近に阿蘇の山、遠くに熊本の平野が見渡せる、雄大な眺め。 そよ風が気持ちいいこと。

◇ しばらく頂上で休んで、そろそろ下ろうかという頃、下から3人連れの方々が登ってきました。 せっかくなんで、家族で写真を撮ってもらおうかと思い、その中の一人の女性に声をかけて、シャッターを押してもらいました。 見たところ私と同年代、気さくな人のようで、「どちらからですか?」 と尋ねられたので、「あ、熊本市内からです」 と答える...他愛ないやりとりです。 と、その時。 横にいた、かみさんの顔に、アレ? という表情。 「えーーっと、もしかして...」 という、かみさんの問いかけに、「こーぐち...ですが」 という返事。 「あーーやっぱりーー」 なんと、2人は、20数年ぶりに再会した高校の友人同士だったのでした。 

◇ 本人たちはもとより、私もびっくりです。 「偶然のいたずら」 なんていう言葉があったかな。 ある山の頂上で、20年ぶりの知人に会う確率って、どのくらいなんでしょうね。
 それに面白いと思うのは、もし最初に車で上がってくる道を間違えずに、もっと早くついていたら、こうやって話を交わすこともなかっただろう、ということです。 20分早く行動していたら、私達が下山している途中で、先方の方々とすれ違うことはあっても、まさか、それが懐かしい友人だとは気がつかなかったことでしょう。
 また、もし私が家族で写真をとってもらおうと思わなかったら、やはり、話を交わさずに下山してしまったかも知れません。
 さらには、先方の話によると、元々は、この一の峰に登るつもりはなくて別の山に行くはずだったのが、同行する人の急な都合で、予定を変えてこちらに来たとのこと。

◇ 何だか、いろんなことが、まるで二人を再会させるために、お膳立てをするように起きているのが楽しいです。 ふだん、大した変化のない日々を淡々と過ごしていると、こういう意外な出来事というのが、とても新鮮に思えます。 かみさんだけでなくて、私にも、何かわくわくするような事が起きないもんでしょうかね...。 

マツムシソウ
Matumusisou_2

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