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介護職

かみさんの母親が、数年前から要介護状態で、養護老人ホームに入所しています。 たまに、面会に行くのですが、いつも思うのは介護職の方々の大変さです。 聞くところでは、かなり低い報酬とのこと。 他人の老人の世話をするのは、いくら使命感があった所で、辛い仕事には違いない。 本当に頭が下がります。 そんな事を考えていた所、最近、介護職に関する記事をいくつか読んだので、ここで紹介します。

8/30 ひつじ掲示板
9/6  音が苦史

ひつじ掲示板の方は、医師不足についての意見なのですが、似たような問題として、介護職の事も書かれています。 みんなが問題を認識しているにもかかわらず、どうも、真剣に解決をはかろうという動きにならない。 金は出さないが、仕事はしっかりやってくれ、という話が多すぎる、ということでしょうか。 全くそう思います。

音が苦史の方は、介護問題について具体的な提案をされています。 あえて要約すると、介護職を公務員化すること、また、公務員の一般業務に空きがある場合は介護業務にシフトできるようにすることです。(誤解があったらすみません。) 公務員化については、もし実現できれば、そちらがいいかもしれませんね。 貧しい老人が、ほったらかしにされるような社会は嫌です。 介護は市場になじまないような気がします。 介護業務と一般業務の兼任が可能かどうかは、私には良くわかりませんが、少なくとも介護の現場の声を十分に聞く必要はありそうです。 この記事のように、介護を含めた社会の実態についての真面目な議論が、もっと広まって欲しいと思っています。

民主党が優勢になって以来、どうも、一般受けする政策が前面に出てしまい、弱者、少数者へ配慮した政策や、それを求める世論(というか報道)が、あまり見られないような気がしています。 大所高所から国全体を作り上げる仕事は、もちろん重要ですが、それと同時に、弱い部分へのケアを丁寧に行ってもらえるよう願いたいものです。

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コメント

 音が苦史、読んでみました。
 一般公務員に介護師の資格をとることを義務化するとか、非現実的な提案だと思います。
 でも、介護職が大変だと言うことはまったくその通りだし、報酬(給料)も安すぎるらしい。介護を公的に責任を持ってやるべきだ、というのもまったくその通りだと思います。

 ついでに言えば、地方公務員の一部(僕が目にするのは市役所の役人ですが)がろくな仕事をしてないのも、事実かもしれません。

投稿: せろふえ | 2009.09.11 22:16

コメントどうも。 介護業務の兼任、やはり非現実的ですか。 検討に値するアイディアかとは思ったのですが...。 いずれにしても、まずは現場を良く知る、という所から始める必要があるのかなと思いました。 

投稿: はやしだ | 2009.09.12 10:44

本来雇った職種とは違う介護師免許を取ることを義務化し、仕事させると言うのは、無理があると思います。基本的に現代ではやとった仕事以外を無理やりさせることはできないのではないでしょうか?市役所の事務職はひまに見えるけれど、本当のところはわからないような気もするし、全員ひまじゃあないでしょう?教育職、警官には介護させるより本業を一生懸命効率的にやってほしい。
 それでも「非現実ですか」と改めて聞かれると、案外できるのかも、と思ったりもします。政治家には介護師でも教師でも現場で働いてみろ、と思ったりするんですから、かってなのかもしれません。
 それから、本当に国民だれしも介護にはあたるべきだ、というなら、徴兵制のように、民間人もすべてに義務化するということを考えるべきなのかもしれません。

投稿: せろふえ | 2009.09.13 16:21

どうも、あまり考えずに安易に記事を書いてしまったみたいですが...確かに、働く側の都合を考えずに違う職種の仕事を強制するわけにはいきませんね。 もし、兼任というような大胆なことをやるとしたら、然るべき運用条件について十分な検討が必要になりそうです。 元の職種を限定するとか、兼任に対して納得いくような手当てをつけて希望制にするとか、また、意図に反した強制が行われないような何らかの工夫が必要かもしれません。 あるいは、そんなめんどうな事をやっていたら、結局、現場が混乱するだけで、かえってコストばかりが増える(教育改革みたいに)という事になるのかもしれません。

自分が「検討に値する」と思ったのは、今、自分の身内が施設に入所していることや、将来の自分の子供達の負担など、安直に自分の都合で問題を捉えていたからでしょうね。 ただし、他の人々にとっても基本的な状況に変わりはないわけで、「全国民への義務化」は極端としても、そういうことを選択肢の一つとして検討しても良いくらい、切実な問題であろうかとは思います。

投稿: はやしだ | 2009.09.13 19:19

 お久しぶりです。
 介護の問題については、もともと興味も乏しいし家族や親戚にも介護の世話になっている人間があまりいないので実感がありません。

 話が変わりますが、民主党があと10年後くらいまでに排出量を25%削減することを目標にしているらしいですが、驚きました。どうやって実現するのか見当も付きません。
 たとえば、太陽光発電器をいくら普及させても、排出量の削減にはほとんど効果はありません。安定して電力が供給できないという致命的な欠点があるからです。それなら、その問題を補うような技術開発をしようという意見も散見しますが、電気というものはその本質的な性質からして、そもそも多量の電力を貯留しておくということ自体に無理があるそうです。それどころか、発電効率自体が、たとえば原発とは桁外れでしょう。比較になりません。こういうことはマスコミは報道しません。
 クールビズだとか、排出量を10万トンほど削減できたと自賛したりしていましたが、これでも1万分の1程度減らしたに過ぎません。
 

投稿: EXOTIC GARDEN | 2009.09.15 21:15

まいどどうも。 思いつきで書いてしまった自分の記事の無責任さに、後になって気づいたりしているわけですが、あえて棚に上げていえば、民主党の掲げるCO2削減政策なども、その意義・効果・実現性など、多くの点で、相当に無責任のように見えます。 おっしゃるとおり、マスコミが全く突っ込まないのも困ったもので。

投稿: はやしだ | 2009.09.16 00:09

 まいど生意気なことを書いて恐縮ですが、いくつか追加します。
 ご指摘の通り、むしろ現実をちゃんと報道しないマスコミに問題を感じます。列挙してみます。
1国内の排出量を問題視するなら、米国は1人当たり日本人の約2倍も排出している。それなら、日本の排出削減量の2倍くらい削減してもらわないと不公平だが、このことはあまり報道しない。
2排出量をほんとうに大量に削減するなら、どれほどの代償を支払わなければならないのか。そのことについての覚悟が本当にできているのか疑わしい。たとえば、過疎地や離島ほど炭素依存度が高く、過疎化や格差拡大を促進する可能性はないのか? 成長を抑制することによる経済的損失によって、どれほどの人間が貧困に苦しめられることになるのか(ことに途上国、というか困難国)? 検討したのか。
3産業革命前と比較して二酸化炭素濃度が約倍に増えたということだけが誇張されている印象がある。大気中の二酸化炭素濃度はせいぜい1万分の3~4程度である。だから問題ないというのではなく、こういうことも報道すべきではないか。
4温暖化の象徴としてよく取り上げられるツバルの水没問題についても、じつは海面自体は上昇しておらず、満潮時と干潮時との落差が拡大しているらしい。このことが何を意味するのか? 温暖化とどこまで関係があるのか謎らしい。問題視するなというのではなく、精確に報道すべきではないか。
5温暖化が進むと台風の発生が増える上に大規模化して災害が増えるという警告があるが、もしも温室効果ガスが増えると、温室効果は気温の低い季節・地帯・時間帯に顕著に効いてくる。とすると、台風の発生源である熱帯域の海面や雲の発生の増大は相対的に少ない。
6温室効果ガスの排出が続くと、地球はやがて金星のような灼熱地獄と化するという警告もあるが、金星の大気は大部分が二酸化炭素でできているらしく、上述のような濃度の地球とは桁が違う。このほか、金星は太陽に近く、受け取るエネルギーは距離の2乗に逆比例して増大する。この点も考慮されていないし、金星の大気の濃度は地球の約90倍というむちゃくちゃな濃度である。こんなことになるわけがない。ノストラダムスの大予言の地球温暖化版ですか??

 こんな感じです。またまた生意気なことを書いて申し訳ありませんが、これが正直な印象です。

 むしろ問われているのは、この問題をどう考えているのかという、論者の思考能力のような気がします。

投稿: EXOTIC GARDEN | 2009.09.20 10:33

私自身がニュースソースをちゃんと調べたわけではないですが、EXOTIC GARDEN さんの指摘された CO2 削減政策の矛盾・疑問に対して、納得行く説明はどうも見当たらないようですね。 ネット上には同様の問題提起をしている優れたサイトがいくつかあって、私も気になっています。 この問題がややこしいのは、CO2 削減政策の是非とは別に、省エネに関する社会の動向が様々に絡み合っていることですね。

・省資源(低燃費車、省電力、節水など)
・リサイクル
・太陽光・風力発電
・プルサーマル推進
・反原発

本来、現在から将来にかけて生活の質を維持・向上させるという観点で、各テーマに重み付けをし、さしせまった問題が何なのか、丁寧な分析をすべきかと思います。 が、残念ながら新聞や地上波マスコミに、それを求めるのは絶望的です。

ちなみに、教育論議がそのような混沌とした状況を延々と続けた挙句、学校が散々な目にあっているのは、夏木さん他の著書に詳しいと思います。 環境問題も、ほぼ同じ道を辿っているように見えますね。 どうにかならないものでしょうか。 

投稿: はやしだ | 2009.09.20 23:33

 2020年までに国内の排出量を25%削減するなら、米国はあと10年後までに50%も削減してもらわないといけない。妄想ではないか。本気でこんなことが実現すると考えているのか? 
 風力発電や太陽光発電など排出量削減にはほとんど効果がない。むしろ電圧等が不安定になるなど有害ですらあるらしい。さながら「排出量削減ごっこ」といった感じか。
 ただ気温上昇は間違いないというのは実感としてあります。うちの庭にソテツが3本ありますが、小さい頃は越冬後葉が枯れ込んでしまって幹も細く、元気がありませんでした。うちのだけでなく、公園やお寺その他いたるところに植えてあったソテツは、当時は比較的元気がなくて弱弱しいのが多かったですが、20年くらい前から元気が良くなって、生育は早いし幹は太いし、なにより、越冬後葉が枯れ込んでしまうことがほとんどなくなってしまいました。うちのソテツなど、元気が良過ぎて困っています。葉のほとんどを剪定で丸坊主にしてもすぐに回復してしまい、雑草並みの強健さです。
 これは地球温暖化よりもヒートアイランド現象の影響のほうが大きいと考えています。

投稿: EXOTIC GARDEN | 2009.09.21 10:47

CO2 削減ありきの政策の背景に何があるのかについては、ネット上に多くの記事があるものの、いずれも推測の域を出ないものばかりで、どうももどかしいです。 EU 諸国の策略などという分析もありますが、どうなんでしょう。

ソテツで温暖化が実感できるというのは面白いです。 ヒートアイランドということは、市街地が増えているとか、エアコンの使いすぎとか、そういうことになりますか。

投稿: はやしだ | 2009.09.22 00:05

こんにちわ、「暴言」 の主です(笑)。
介護は本当に大変ですよ~。
介護報酬額を決めるに当たっても、
もっと現場の献身が反映されるように、
厚労省の方々には 「お客様」 ではなく
「介護士見習い」 として、1年間ほど
激務を体験してもらいたいと思います。
私は毎日、二親がお世話に成っている
(デイケア、ショートステイ)介護施設に
向かい手を合わせて拝んでおります。

投稿: オルガン弾き | 2009.09.29 10:49

オルガン弾きさん、コメントどうも。
ご両親の介護をされているとのこと、そうなってみないと中々実感できませんが、おそらく非常に大変な日々を過ごされているのだろうと思います。 デイケアやショートステイでは、自宅にいる間、やっぱり目が離せないですしね。

ええと「暴言」ですが、この辺については、私も、引き続き考えてみようと思っています。 いずれにせよ、介護報酬など財政面での支援が必要なのは間違いないですね。

ところで、記事で紹介したひつじ掲示板に、社会の「上から目線」というのを問題にする意見がありました。 そういう弱者を軽んじる風潮が、省庁の福祉施策に影響しなければ良いが、などと思ったりもしています。

投稿: はやしだ | 2009.09.29 17:24

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