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マキアヴェッリ ~ 作曲家ヴェルドロ

喜劇「マンドラーゴラ」と「クリツィア」の上演時に歌われる曲を作ったのは、フィリップ・ヴェルドロという作曲家であった。 (参考記事) 1523年から1527年までフィレンツェ大聖堂の教会楽長を務めており、マキアヴェッリと、ほぼ同世代を生きた人物である。
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1500年頃のイタリアで流行していた音楽は、フロットーラ という素朴な様式の唄だったのだが、それをもっと洗練された音楽に発展させたのがヴェルドロであった。 彼の作り出した様式の音楽は、マドリガーレ と呼ばれる。 和声が豊かで、パート間 (あるいは唄と伴奏楽器) の旋律が微妙にずれて絡み合うのが特徴的だ。 それぞれの音楽の様式については、Stock Book というサイトの解説 が簡潔で分かりやすい。

この時期のマドリガーレは、落ち着いた、しっとりとした雰囲気の曲が多いのだが、中でも、このヴェルドロという人の作品は、哀愁漂う、せつなげな旋律に不思議な趣がある。

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