諫早湾干拓 〜 有明海
今日(2005.1.26)の熊本日日新聞の記事ですが、「諫早湾干拓事業 佐賀地裁決定に対し国が抗告」 という報道がありました。
国側は、佐賀地裁が2回行った差し止め決定に対し、「工事を再開すべき」 という抗告を行ったわけですが、どう考えても理解しがたいです。 何しろ記事にもあるように、「同事業と漁業被害の因果関係」 を、国が主催する「公害等調整委員会で審理」 している段階なのですから。 また、国の主張である所の、「因果関係について客観的判断をしていない」 というのは言いがかりも甚だしい。 すでに、多くの因果関係を示唆する調査結果が公表されています( 新聞記事 )。 巨額の利権が絡む公共事業ですから、国の担当者としては、「責任を認める事などできる訳がない」 という事でしょうね。 国という組織の不甲斐無さ、いらだたしい限りです。
Landsat.org の公開画像を利用しています。
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